こうめのはなし

不倫して裁判経験した女の話

判決と、その後について

当事者尋問が終わってまた1か月半くらいたつと判決をきくことになります。判決は裁判所で一応形式的にもあるそうですが、当日に代理人や本人が行くことはあまりなく、事務官から代理人へ連絡がくるのを待ちます。損害賠償の金額、訴訟費用の原告被告の負担割合と、その理由などが書かれた書面も届きます。


おわったー!!!!と言いたいところですが、実は終わりではありません。控訴の可能性が残っているからです。民事訴訟では、判決に不服、不満がある場合、控訴が可能です。判決を聞いて(判決の書面を受け取った日)から2週間以内に控訴するかどうか決めます。原告、被告、両方から控訴が可能です。控訴されたら、その控訴が裁判所に受理される→新しい裁判(控訴審)が始まるかどうか、判断を待つことになります。受理されますと、控訴審が始まります。


ちなみに控訴審に対しても不服の場合、次は上告ということができるので、最大3回の裁判が可能、ということになります。


この控訴の可能性が残る2週間、本当に胃が痛みこころが重たいと思いますが、それでも1日は24時間なので、できるだけゆったりした気持ちで待たれるといいかと思います。


こうめは控訴がありませんでしたので、控訴、上告については実態が不明です。しかしもし控訴になった場合の話は聞きましたので参考までに残します。


裁判の期間は、第一審ほどは長引かないそうです。争点がある程度整理されているからだそうです。ケースによるが、半年〜8か月くらいかなと弁護士は言っておりました。よっぽど大きな新事実がなければ、控訴で金額が跳ね上がるということは稀だそうです。裁判官は第一審と別の人が担当します。上告も同じようなことだと予想されます。


控訴されなかった場合、そこで判決は確定します。弁護士と打ち合わせ、損害賠償をお支払いという流れになります。本当にお疲れ様でした。


お支払いについては、次にまとめます。