こうめのはなし

不倫して裁判経験した女の話

その不倫は嫌い

不倫をしていることは、その時点で、ほめられたものではありません。それは理解していて、なお不倫を続ける人の中には、自分なりのルールを作り、絶対にそのルールを超えない人もいるものです。別れてほしいとは思わず、迷惑をかけたり、壊してやりたいなど…

雨宮まみさんの逝去によせて

耳を疑うニュースが飛び込んできた。雨宮まみさんが亡くなった。雨宮まみさんの経歴や、情報はほかにも色々まとまっているので詳しくは書かないとして、なぜこのブログで雨宮まみさんをとりあげるか、というところを少し。雨宮まみさんの、「穴の底でお待ち…

では不倫は悪なのか

不倫することは、善悪の問題ではないとおもっています。なぜいけないの?という問いへの答えが、法律違反だから、というのはどうかと思う。足を踏み入れたひとにしかわからない、独特な闇の沼がそこにはある。決して陶酔しているわけでは、ないのです。こう…

婚姻制度への疑問

そもそもこうめが結婚についてどのように考えているかまとめてみます。こうめが生まれて30数年経ちますが、その間の世の中の進化は目まぐるしいものがありました。いまの若い奴は…なんていう大人もいるように、きっと人間も変わりつつあるんだと思います。で…

不倫する女の心理とは

いろいろなコラムで不倫にはまりやすい女の特徴などまとめられています。これはたしかにと思うものもありますが、そうではないと思うもののほうが多いです。おそらくケースによって違うのでしょう。ここではこうめの例を示します。これまでの記録記事とは違…

当事者尋問の心得

少し前後しますが、当事者尋問のときに気をつけることを書きます。服装黒や紺、グレーなど落ち着いた色味。スーツがあるひとはスーツが無難。メイクは控えめ、長い髪は結んでいきましょう。持ち物印鑑、身分証明書が必要です。また、最後に提出した最終答弁…

代理人をたてるかたてないか

お金のところでまとめたように、代理人をたてるとなりますと余分にお金がかかります。たてるかたてないか、悩まれるかたもおおいかと思います。個人の意見ですが、たてたほうがいいと思います。書面を作成したり、裁判の期日へ出席したり、なにかとタスクが…

お支払いと最終的にかかったお金のまとめ

さて、判決が確定したあとの、お支払いについてです。お支払いは、決定した慰謝料と訴訟費用、そして損害遅延金というものを払います。損害遅延金とは、支払いが遅れたことに対する利息のようなものです。こちらから起こした訴訟でなくても、いくらこちらが…

判決と、その後について

当事者尋問が終わってまた1か月半くらいたつと判決をきくことになります。判決は裁判所で一応形式的にもあるそうですが、当日に代理人や本人が行くことはあまりなく、事務官から代理人へ連絡がくるのを待ちます。損害賠償の金額、訴訟費用の原告被告の負担割…

当事者尋問について

当事者尋問とは、裁判といえば!というあのイメージそのものです。真ん中に裁判官、片側に原告と原告代理人、反対側に被告と被告代理人。決められた日程に遅れないように参加します。平日なので仕事をしているひとは休む必要があります。遠くてもここは参加…

訴訟以降の流れ

それでは訴訟の話にうつります。訴訟の全体像としては、訴状が届く→それについて何度か話し合いの場(期日 といいます)が開かれる→裁判所から和解が提案される→和解が成立しなければ当事者尋問(全員が裁判所に集まり、尋問をうける)→判決がでる となりま…

訴訟までの具体的な流れ

ある日突然1、原告代理人(弁護士)より内容証明郵便が届く内容証明郵便とは、日本郵便ホームページによると、いつ、いかなる内容の文書を誰から誰あてに差し出されたかということを、差出人が作成した謄本によって当社が証明する制度です。日本郵政のホーム…

全体像

まず全体像を紹介します。【人物】こうめ 30代女性独身男性 30代男性男性の妻 30代女性【内容】交際期間 4ヶ月不貞行為 2回夫婦の婚姻期間 5年婚姻関係は知っていたが価値観の相違から離婚間近で話し合いをしているところ、しかも別居中と聞いていた(事実は…

はじめに

不倫して裁判まで経験した話を記録します。知っているか知らないかわかりませんが、結構身近なところに不倫はあります。ことが起きたとき、必死で弁護士事務所のホームページや判例、ひとのブログなど探し回りましたが、参考になるものは多くなく絶望したこ…